いがらし内科外科クリニックの子宮がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん治療実績
婦人科がん(子宮がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)は治療件数のほか、治療後の配慮があるか、出産を希望する場合は子宮、卵巣気のを残す治療が可能かどうかが病院を選ぶポイントである。
子宮頸がんは子宮の入り口(子宮頸部)にできるがん。定期的ながん検診で早期発見が可能。0期(初期)にがんが見つかると、がんとその周囲だけを切り取る簡単な治療で子宮も残せ、ほぼ100%完治する。 T期以降は高度な治療が必要なので、表には0期の件数とT〜W期の件数が別に示してある。
子宮頸がんの生存率はT期の5年生存率で約90%。V期では70%。がんを克服して長期生存する人も多い。
子宮頸がんの手術後の後遺症として、足がむくむ「リンパ浮腫」、排尿や排便をつかさどる神経が傷ついておこる「排尿・排便障害」、腸閉塞や腸出血、卵巣機能がなくなって更年期障害と似た症状の「卵巣欠落症」が起きることがある。 最近は、後遺症を減らすため、手術後のリンパ浮腫治療プログラムを提供したり、排尿にかかわる神経や卵巣を温存したりする病院も増えてきた。後遺症対策も大切な部分である。
日本の子宮頸がんの治療はT・U期までは手術が中心だが、欧米では手術をせずに、放射線に抗がん剤を組み合わせる治療も多い。 放射線治療を受ける目安として表には腔内放射の実施件数が示してある。
子宮頸がんの治療後、出産を望む場合はT期までなら子宮頸部を切り取っても子宮は残す「広汎子宮頸部摘出」という手術もできる。実施施設も増えているが、難易度が高い。過去の手術件数や出産例の有無も確認しよう。
子宮体がんは子宮の内側から発生するがん。月経時以外の出血で見つかることが多い。 T期の5年生存率は90%。初期で妊娠を希望する場合、手術をせずホルモンを服薬して内膜の増殖を抑える治療もある。 温存治療には乳房内のがん再発防止のため、放射線治療が欠かせない。
しかし、放射線設備やスタッフがそろわないため、温存率が低下したり、近隣の施設まで足を運ばなくてはならないこともある。
子宮体がんの治療は手術が中心でがんの広がりや悪性度によって放射線治療や抗がん剤を組み合わせる。治療後に子宮頸がんと同じような後遺症が出る場合もある。
子宮体がんは子宮の内側から発生するがん。月経時以外の出血で見つかることが多い。 T期の5年生存率は90%。初期で妊娠を希望する場合、手術をせずホルモンを服薬して内膜の増殖を抑える治療もある。 温存治療には乳房内のがん再発防止のため、放射線治療が欠かせない。
しかし、放射線設備やスタッフがそろわないため、温存率が低下したり、近隣の施設まで足を運ばなくてはならないこともある。
卵巣がんもT期の5年生存率は90%と高いが、初期にはほとんど症状がなく、転移してから発見されることが多い。治療方法は抗がん剤が効きやすく、手術と抗がん剤治療が中心となる。
都道府県 | 福島 |
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医療機関 | いがらし内科外科クリニック |
住所 | 郡山市並木2-12-7 |
電話番号 | 024-931-3200 |
乳がん手術件数 | 24 |
温存率 | 42% |
同時再建件数 | |
センチネルリンパ節生検 | |
術前化学療法 | 全患者 |
放射線設備 | 他施設と連携 |
※注 全国主要543施設を対象に2005年のアンケート結果を掲載。「温存率」は全手術数のうち温存手術の割合。「センチネルリンパ節生検」の「空欄」は実施していない。「術前化学療法」の空欄は実施していない。 |
乳がんと診断がついた後は、さまざまな検査結果から臨床病期を決め、それによって治療法を選択します。 乳がんの病期(ステージ=進行度)は、しこりの大きさと症状(T)、リンパ節転移の有無(N)、遠隔転移の有無(M)によって分類するTNM分類が国際的にも一般的です。 病期は、0期、1期、2A期、2B期、3A期、3B期、3C期、4期の8期に分けられます。
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